白河ラーメン(福島県)
東北エリアご当地ラーメン探訪

白河ラーメンとは
福島県には有名なご当地ラーメンが二つある。一つは会津地方喜多方市にある「喜多方ラーメン」。そしてもう一つが白河市を中心に拡がった「白河ラーメン」である。
白河ラーメンの起源は1921年、横浜での修業の後、手打ちラーメン「亀源」を創業。これが始まりとされているが、その後閉店。
現存の「白河手打ちラーメン」の元祖は1969年創業の「とら食堂」とされている。
初代店主及び二代目店主が弟子を取り、どんどん独立していき、白河ラーメンが拡がっていった。今では100軒以上のラーメン店が白河周辺に存在する。
特徴は鶏ガラとんこつベースの醤油味。クリアなすっきりスープ。代表的な「とら食堂」は無化調でスープを作っている。麺は多くが自家製手打ち多加水縮れ麺。加水率は40%を超えるところが多い。最近では手打ちが減っているようだが多加水太縮れ麺は共通。ワンタンやチャーシュートッピングが人気。